宮城県(仙台、気仙沼)に行ってきた(気仙沼: 二日目夕方-三日目朝)
「Wake Up, Girls!」(以下、WUG)という面白いアニメの聖地巡礼(舞台探訪のことをこう呼ぶ習わしがある)の気仙沼編。
仙台駅近くのバスセンターから高速バスに乗って気仙沼へ。 道中はまだ工事中のところが目立っていて、仮橋などもあり道がガタつくところもありました。
バスに揺られながら二時間半ほどすると目的地の気仙沼市役所前まで着いた。 着いたらこのように元気よく歓迎された。どうもありがとうございます。
大鍋屋
菊間夏夜の実家(おばさんの家ということで姪っ子にあたる)に泊まることにした。
なんとちょうど当日、菊間夏夜さんも帰省されていたようです。 前日は居なくてまさに当日に到着されたようで偶然ってすごい。
あと、また偶然にもちょうど同じ日に別の方も宿泊されていたようですね。
気仙沼は震災の被害が大きかったところということもあり、震災の様子をおさめた写真も展示されています。 震災当時の気仙沼の様子を見ると今でも緊迫感を感じますね。
復興屋台村 気仙沼横丁
晩メシを食っていなかったので、晩メシを食います。 徒歩5分か10分くらいの場所にある復興屋台村 気仙沼横丁に行きました。 5分とか10分とか言ってますが、徒歩時間の計算は得意ではないので各位気にしないでください。
いい感じの構えだ。
今回は男子厨房 海の家という店に行きます。ここはアニメWUGの9話で丹下社長が飲んでいたところです。
お通しです。貝柱です。うまい。
イカの貝焼きです。火をつけてくれるのでしばし煮ます。
結果です。いい感じになっているので食べます。 ちゃんちゃん焼きのようなバター味。相当うまい。
続いて、刺身三点盛りです。最初、三点盛りくださいって言ったら「エッ、二〜三人前くらいありますけど大丈夫ですか!?」と言われたので怖気づいて「一人前分でお願いします…」と小さくなった結果です。 サーモンに目がないのでサーモンから食ったけど結果全部最高だった。
さて次はホヤでも食うかと思って念のため財布確認すると全然お金が入ってなくて心臓飛び出た。行きの新幹線代とかをクレジットカードで払うつもりが現金払いしてたのでこういう事態に。 あわてて会計をお願いすると、さすがにクレジットカード払いはできないということで、残金150円くらいになりました。ギリギリだ。
このままだと大鍋屋の宿泊費も払えなくなってここで生きることになるので、近所のコンビニを探します。ATMが置いてなかったらマジでここで生きるしかない。
別に急ぐ必要はないけどめっちゃ不安だったのでiPhoneで地図を見ながら夜の海沿いを走り続けた。 10分くらい走ったところにローソンが見えたけどATMがあるかは遠目では分からない。 足フラフラで着いて店内にATMの文字が見えたとき、就活で内定決まったとき並みにガッツポーズしてしまった。
ホヤはまた今度来たときに食います。
大鍋屋(夜)
大鍋屋に帰って くるみゆべし食って寝た。
大鍋屋(朝食)
朝風呂に入ってから朝食です。 朝からこんなちゃんとしたメシ食うの相当ひさしぶりだ。 海苔とかあるのがうれしい。
白身の焼き魚の隣にある緑色の物体がやたらうまい。ばっけというらしい。フキノトウの味噌和えとのことです。 正体が分からなかったので、厨房のおばちゃんに聞いたら教えてくれた。 メシのおかわりのついでにばっけも追加してくれて神対応だった。
大鍋屋(チェックアウト)
WUGのイラストをチラチラ観てると、女将さんが話しかけてくれた。
女将さんによると、まだまだ震災からの復興の真っ最中で、 地質調査・区画整理等を経て、あと二年もすると今の大鍋屋は取り壊しになるかもしれないとのこと。 また来よう…。
気仙沼
周辺を歩いていると、まだまだ復興の最中という言葉が実感できる。
震災の大津波のラインを示したところ。めちゃくちゃ高い。 こりゃ流れに逆らえないわという印象を残すのに十分だ。
WUG9話に出てきた港。件のベンチはもう無かった。
港町ブルースの石碑
五十鈴神社
WUG9話で出てきた神社。
港周辺を一望できます。
そして仙台駅へ
よく「まだまだ復興は終わっていない」という話は聞くけど、 実際に来てみるとその言葉が本当であることが実感できました。 仙台・気仙沼観光で微力ながら貢献したいですね。
また来ようという思いで、高速バスで気仙沼から仙台駅へ帰ります。
続きます。